子どもとパーマカルチャーを巡る〜せかい旅〜

世界の子どもとパーマカルチャーを巡る"せかい旅"をスタートする。旅は既に始まっている。世界×子ども×自然がワクワクキーワード。 旅の道のりと記録。

世界×子ども×自然

 

おはようございます。今日は、

 

私のワクワクキーワードの3つ

 

について話したいと思います。

 

 

この3つに出会ったのは

2014年3月のこと

 

大学1年生(2012年)から関わっている

NPO法人 コドモ・ワカモノまちingという団体のワカモノと長野県の限界集落を繋げる里守プロジェクトという企画に参加し、その一環のワークショップでのこと。

 

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(半年程のプロジェクトで、8月には4泊5日の合宿が長野県伊那市高遠で行われました。詳しくは後ほど↓)

 

あなたはどんな時にワクワクする?

あなたはどんな時にうるうるする?

あなたはいま何を学びたい?

あなたはいまなにしたい?

 

 

この質問の答えから見えてきたのが

 

世界・子ども・自然

 

この時に

あ自分はこの3つが好きで

この3つの要素のある場を作るのが夢なんだと気づきました。

そして、これに気づいた夜にこんなのを書いていた。

 

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ここでそれぞれの3つについて書いてみます

 

子ども

 

一人っ子な私は、幼稚園生の頃から自分より小さい子のことが好きで(ただの世話好き)、気づいたら幼稚園の先生になる!と幼稚園生の頃から話してました(自分も子どもだったのに…笑)

そして、小学生の頃は、近所に住む2.3歳の子たちと放課後に遊ぶのが好きでした。というか、習い事、塾漬けの日々のなかで、この時が唯一の遊びの時間でした(小学生なのにね…)

両親共働きで1人で留守番することも多く、当時の自分なりに寂しくて悲しくなることもありました。

 

そんなある日、24時間保育園についてのドキュメンタリーを観て、自分より親と一緒に過ごせず寂しい想いをしてる子がたくさんいることを知りました。それがとても衝撃的で、

この子たちの気持ちもすごくわかる。

だから、この子たちのために保育士になりたい。

 

と思うようになったのが、確か小学5.6年生あたり…

 

そこから迷うことなく、大学で保育の道に進みました。

ボランティアやバイト、実習を通してたくさんの子ども達と出会ってきました。その子たちに全て共通して言えること

 

かわいいーーー!!!!

 

あのキラキラした目

感情をそのまま身体で表現する姿

とびっきりの笑顔

 

可能性しか見えない子たち

 

私にとって年齢は関係ありません

2歳の子も、10歳の子も、18歳の子も

みんな一人ひとりが輝いて見える

 

この子たちが夢見る未来を

夢や希望を持てる未来を私たちが作っていきたい

 

これが今の強い想いです。

 

世界

 

シンガポールで生まれ、4歳まで育った私は、世界を少し身近に感じることがありました。英語はなんとなくわかる、何故か中国語の数字のカウントだけは出来る笑 当時通ってた現地幼稚園ではいろんな肌の子がいて、みんなで遊んでいたことを覚えてます。

でも、日本に来てからは海外に行くことはほとんどなく、6歳から英会話教室、中高生ではガチガチの日本英語教育に押し潰され、英語が苦手で嫌いでしかなかった。

そんな時に大きな転機になったのが

2013年に大学の国際協力フィールドワークで行ったフィリピンでのこと

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3つ目の写真の子たちは、英語が話せませんでした。でも一緒に遊び、遊び、遊びまくった。

この子たちとの関わりから、

 

言葉が全てじゃない

 

っていうことがわかりました。

 

首都のマニラから12時間もバスでかかる場所に行った時、そこは流通もそこまで発展していなく、鉱山の近くでたくさんの汚染物が川に流れ込んでしまっているという地域でした。

 

そこの人たちからまず聞かれたことは

 

福島や東北はいま大丈夫?

 

この時、何も言えない自分がいました。

 

たぶん、大丈夫

 

としか言えなかった。

彼らはテレビなどで東北での地震について知っていたんです。

私もテレビのニュースでしか観たことがなくて、情報量としてはきっと彼らと同じくらい。

 

この時に私は日本に長いこと住んでいるのに、日本のことを全然知らないということに気づきました。

国際協力とか海外ボランティアとか考える前に、日本のことを知らないといけないってその時思い、自分の見てきた日本を世界に伝えていきたいと思うようになりました。

 

それから日本中いろんなところに行き、

結局大学を休学して、ニュージーランドへワーキングホリデーに行きました。NZについてはまた別の機会に書きます。

 

世界は広いけど、繋がれる。

だって日本も世界の一部

 

自然

 

先ほど言ったように私は超都会育ち

更に幼稚園生の頃から習い事、小学生の頃は週4で習い事、塾に通い始めたら週6〜7日

the多忙な都会っ子

 

外で遊ぶのもあまり好きじゃなかったし、虫も嫌いだったし、運動も好きじゃないから超インドアでした。

 

そんな自分に大きな変化があったのは

これも2013年にフィリピンに行った時のこと

 

ど田舎で子ども達が素っ裸で川に飛び込んだんです。

その光景を見たときに

 

さる??🐒

なんじゃこりゃ、?

 

と疑問に思うほど、私にとって自然は遠い存在。でもあの光景が今でも忘れられない。それほど印象に残っています。

 

そして帰国後すぐに参加したのが

 

里守プロジェクトの合宿

 

テント泊、ドラム缶風呂、畑、川遊び 全てが刺激的で、全てがまた

 

なんじゃこりゃ??!

 

の連続。でも、それと同時に

 

 

めちゃくちゃ楽しい!!!!

 

と感じて心から楽しみました。

 

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更にそこに暮らす子ども達がまた輝いてて、、

 

自然の中にいる子たちはなんて綺麗なんだ!!

 

とフィリピンの子どもたち、高遠の子たちを見て感動しました。

 

それと同時に、

 

あ、私はこういう経験子どもの頃に全然してなかった

 

と気づきました。

 

自分も同じような経験が当時出来たら、と何度も思いました。でも、過去を悔やんでたって何も変わらない。そして、

 

自分もこれから子ども達と一緒に自然を楽しめばいいんだ!!

 

と閃きました。子ども達と一緒に自然を感じ、一緒に"初めて"をたくさん経験する。

これって子どもの頃たくさん自然と遊んできた人には出来ないことじゃないか、

自分だからこそ出来ることじゃないかと。

 

経験出来なかったからこそ、その価値を感じています。だから、私が関わる子どもたちには思いきり自然を楽しんでほしい。虫が嫌いでもいい。暑いのが寒いのが嫌いでもいい。一緒に楽しいこと探そう。自然には何百もの楽しいがある。

 

 

 

 

この3つのキーワードと出会ってから

世界×子ども×自然

というのがどんな場所かを見つける旅が始まりました。このカタチは、幼稚園?保育園?学童?プレーパーク? とりあえず私は何か型にはめようとしてました。

日本でいろんな活動してる人たちに会いに行ったり、、それと同時に時は流れて大学では就職・卒業の雰囲気がプンプンしてきてる。

 

その時に私は

時間が足りないー!!!まだまだやりたいことある。知りたいことある。

 

と軽くパニックになりました。その時に両親に

 

休学したら?

 

と提案されました。

あそんな選択肢あったのか。

ということで即休学決定。

1年間 世界×子ども×自然の場探しの旅に出ました。それがニュージーランドでのワーキングホリデー。

 

次回はそこでの1年について書きます。

ながーーい文章にお付き合い頂きありがとうございました🙏