子どもとパーマカルチャーを巡る〜せかい旅〜

世界の子どもとパーマカルチャーを巡る"せかい旅"をスタートする。旅は既に始まっている。世界×子ども×自然がワクワクキーワード。 旅の道のりと記録。

NZでワーホリ vol.3 子ども

こんにちは。

 


ニュージーランド ワーキングホリデー vol.3

(書くと言って、かなり月日が経ってしまいたした…ごめんなさい!)


今回は子どもについてお話します。

 

 

 

私がNZに行く前から決めていたこと

 


NZで子どもに関わる場所に行きたい

 


これを実現するために、

Aucklandで保育園のボランティア活動

Auckland の語学学校で児童英語講師のコース受講

Auckland の小学校の見学

Te Anau の保育園でボランティア活動

Duniden の小学校の見学

Karamea の保育園でボランティア活動

WWOOFでいくつかの家庭でベビーシッターをしました。

 

 

 

今回はこれらの活動の一部を紹介します。

 


どうやってボランティア活動に参加できたか

 

 

 

海外でボランティア活動ってなかなか

ハードル高いように聞こえるかと思います。

私もいろいろ調べて、語学学校の先生に相談して

 


結局アポなしで突撃訪問

 


をすることにしました。

 


電話でアポを取るのには、英語力足りないし、

ボランティア募集なんてホームページには載ってないので、

直接聞いたほうが早いと思って行きました。

 


事前に住んでる近くの保育園をリストアップして

1つひとつ聞きに行ってみようと思い

1軒目に行った保育園で

あっさりボランティア活動させてもらうことになりました。

 

 

 

え?いいの?!

 


うん、いつからがいい?明日から?

 


なんて本当にあっさりでびっくりしました。

 

 

 

この保育園では週2回保育に入られせてもらい、約3ヶ月通わせてもらいました。

 


ただここの保育園の保育は

私が今まで見てきた保育現場で

 


最悪な現場

 


でした。。

 

 

 

何故そこが良くなかったのかというと、

 


完全に大人中心に動いてる保育で

先生が子どもに怒鳴るのは当たり前

 


先生たちが子どもの前で全然笑わない。遊びも参加せず立って見てるだけ。(他にもいろいろと気になることばかり…)

子ども達にも先生達にとっても充分な環境が整っていないなという印象。子ども達の中には、ある先生が怖くてその先生の前を通るのを避けてトイレに行く子もいた。

 


これは文化の違いなのか?

想像してたニュージーランド保育所とはかけ離れた環境で、英語もきちんと話せずボランティアである自分がいろいろ言うことも出来ず、もどかしい時期もありましたが、

自分が行く週2回約2.3時間、全力で子どもと遊ぼう。これが自分の出来ることだ。と信じ保育所に行くことに。

 


そして回を重ねる毎にたくさんの子ども達と遊べるようになってきて、本当に可愛くて仕方なかった!時々何言ってるかわからないときあったけど!笑

 


ある女の子は、毎回その子が作ったお話を聞かせてくれました。その子は、誰かが泣いてるといつも寄り添ってあげて、本当誰にでも優しい子。つい「どうしてそんなにみんなに優しいの?」と聞くと、

「 みんなのことが好きだからだよ!」と

とってもシンプルな答えが!

人に優しくすることに複雑な理由なんていらない、シンプルでいいんだと、気付きました。わかってはいたけどなんだか少し忘れてた感覚だったかもしれない。

保育所の設備や先生、環境とは関係なく、子ども達はみんな真っ直ぐで素直でとってもパワーのある子達だった。子ども達との出会いは新たな気づきや改めて感じたことがたくさんありました。

 


(一部自分の過去のFacebook記事から引用)

 

 

 

この保育園でのボランティア活動は、

とても意味のある時間だったけど、

きっとNZの保育や教育の現場はこれじゃないと思いました。

 


それは、次行ったAuckland の小学校でわかりました。

児童英語講師養成コースのフィールドワークの一部で見学に行った小学校。

 

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この学校はまず

子どもたちが何語をベースで学ぶかを選べます。

(英語、マオリ語、フランス語、サモア語)

そして学年別で分かれるのではなく、

その子たちの理解度に合わせて子どもたちがクラスを移動できます。

 

上の写真は、サモア語クラスの様子

これは、子どもたちが自分たちのサモア語のレベルをグラフ化しているところです。

点数などではなく、子どもたちが自ら自分のレベルを評価し、時にはクラスメイトのサモア語力を評価していました。

"○○は、自己紹介などがとても上手だからこれくらいのところじゃない?" 

"いや、僕は〜の点で○○はここらへんだと思う"

などなど

 

自分の小学生時代には経験したことのないような

クラスの運営にびっくりでした。

 

他にも各クラスとの部屋の仕切りはなく、

Readingの時間子どもたちは床に寝そべりながらやってもいいし、椅子に座ってもいいし、と自由

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少し前まではこの学校もきっちりカリキュラムがあり、宿題もあったみたいだけど、

それを少しずつ変えていって今に至ってるそう。

今は違う市からこの学校に入ってくるために引っ越ししてくる家族もいるそう。

 

この日は私たちも自由に見学させてもらい、

いろんな言語が飛び交う学校で

校庭で遊んだり、クラスに参加させてもらったり、とすごく貴重な時間を過ごすことが出来ました。

 

 

次は、ミラクル的な出会いの連続で

ここでのボランティア活動に繋がった

 

Te Anauの幼稚園での話

 

まずこことの出会いには、

たくさんのミラクルがあって、

それについても書きたいけど、長いからここではやめときます。

 

ここの幼稚園は、

週1回子ども達全員が少人数グループを作って

森に遊びに行きます。

Naturer Dicovery という活動で、

NZの中で野外活動を頻繁にしているということで賞も取ったそう。

なので、世界中から見学者がやってくる。

 

私もその1人として&ホストファミリーの孫ちゃんの付き添いとして

1週間丸々保育に入らせてもらいました。

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森の中でどこに行くかは

その日集まった子ども達と先生で決めます。

先生は"今日はどこ行く?何したい?"とみんなに聞いてコースを一緒に考えます。

子ども6.7人に保育者2名と日替わりで担当する保護者2名

 

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森の中では子ども達が思いおもいに

好きなように過ごしていました。

時には木登りの渋滞も起きて、

根元に寝そべってそこから見える木を

見ながらお話を作ってくれたり

 

そして、この幼稚園で働く先生たちの

子どもとの関わり方がすごく素敵で、、

 

上から何かを言う姿勢ではなく

一緒に感じ、対話している場面が何度も

見られてとても参考になりました。

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📷おやつ食べながら子ども達が作ったストーリーを聞いている様子

 

NZでもたくさんの子ども達と出会えたことで

やっぱり育った国やバックグラウンドなど関係なく

子どもが好きで、

自分が大切にしたいキーワードは

"世界"と"子ども"と"自然"

 

だなと確信しました。

 

この3つのキーワードが作り出すものが

何かを決めなきゃいけない

大学卒業後はそれを作り始めなきゃいけないと

焦っていた自分がいて、

 

でも、このワーホリが終わる頃には

 

この確信と、

きっとこの3つを大切にしていけば

3つが融合した空間が自分の目の前に出来てくるんじゃないかという

ワクワクが込み上がってきていました。

 

私は一生をかけて

この3つのキーワードが

作り出す空間を探していく

 

そのために

いろんなことを経験して

暮らしを作っていくなかで

いつのまにか

出来ちゃってるかもしれない

 

 

そんな日が来ることを信じて

今目の前のワクワクに素直に動いていく

 

 

 

ということで

ただいま修善寺に移動中🚌

 

久しぶりの

Hotel Knotであおちゃんに会うよ〜

楽しみ😊

 

渋滞もこの記事を終わらせる必要な時間だった